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LINE公式アカウントのクーポン活用事例3選!

29.9.21 23:11
 
事例集

LINE公式アカウントには集客に役立つ機能がたくさんあります。その中でも特に抜群の集客効果を実現するのが「クーポン機能」です。

この記事では実際にクーポン機能を使って集客に成功した事例を3つ紹介します!

「なんとなく使ってみたいけど、本当に効果があるのか分からないうちはちょっと・・」という方は、ぜひ最後までお読みください!

クーポン機能とは

LINE公式アカウントでは、無料で簡単にオリジナルのクーポンが作成・配信できます。

割引クーポンだけでなく、無料プレゼントなどのクーポンも作成可能で、抽選機能などのゲーム性をつけることまでできちゃいます!配信する相手も具体的に絞り込むことができるため、ピンポイントで臨機応変集客にも大活躍します!

それでは実際にクーポン機能を活用して集客に成功した事例を見ていきましょう!

開封率30%!カラオケ店の活用事例!

アンケートを活用して開封率UP!

まずご紹介するのは、関東地方を中心に展開する「カラオケの鉄人」での活用事例です。

同社はまだLINE公式アカウントがLINE@(ラインアット)というサービスだった2013年から全店舗で公式アカウントの運用を続けています。店舗にアカウント運用を任せっきりにするのではなく、本社にも公式アカウントの運用を支援する部署を設置し、現場と連携しながらクーポンを作成したりといった運用を継続してきました。店舗から配信されるクーポンの開封率(友達登録済みのお客様がクーポンの詳細を閲覧した割合)は通常は10%程度だったようですが、ある店舗の取り組みによって大きく開封率が上昇しました。

その取り組みとは「クーポン内容に関するアンケート調査」です。ある店舗では友達登録済みのお客様に、LINE公式アカウントの「リサーチ機能」を使ってお客様が欲しいと思うクーポンの特典内容をアンケート調査し、実際にその内容のクーポンを用意したところ開封率が30%にまで上昇したとのことです。開封=利用とまでは言い切ることはできませんが、少なくとも開封したほとんどのお客様がそのクーポンを利用しに来店することは間違いありません。例えば100人の友達がいるとしたら、1回のクーポン配信で30人以上もの集客を実現できているとなればその効果は絶大なものと言えるでしょう。

また悪天候で客足が遠のく日には、24時間限定で「室料3時間」+「ソフトドリンク飲み放題」が500円になるという超お得なクーポンをゲリラ配信するなど、状況に合わせて臨機応変にクーポンを活用しており、実際このクーポンを配信した日にはクーポン利用開始時間の前から並んで待機しているお客様もいたほど反響があったようです。

とにかく印象に残るクーポン作りを!

「カラオケの鉄人」ではクーポンを作成する際に、お客様の印象に残る言葉を使うよう心がけているようです。

例えばクーポンの名前を「室料半額」などと一度見ただけでその内容が理解してもらえるように設定し、文章自体も形式的なものではなく店舗の公式キャラクターが語りかけるような口調のものにするなど、とにかく分かりやすく印象に残りやすいものになるよう意識しています。

ライン公式アカウント クーポン活用事例 引用:https://www.linebiz.com/jp/case-study/karaokenotetsujin/?field_case_category_goal_target_id=7446
ライン公式アカウント クーポン活用事例 引用:https://www.linebiz.com/jp/case-study/karaokenotetsujin/?field_case_category_goal_target_id=7446

それだけでなく、近隣の飲食店などと連携し、2つのお店で使えるクーポンを作成・配信するなどの取り組みを行なっており、非常に多くのお客様に利用してもらえているようです。

参考記事:LINE公式サイト 「株式会社鉄人化計画」の事例

クーポン効果で売上の半分がLINEから!?

京都・滋賀を中心に全国展開している「リカーマウンテン」という酒屋の事例を紹介します。数ある店舗の中でも業務用の卸売りなどをメインに行なっている「リカーマウンテン三宮北野坂店」での取り組みについてご紹介します。

メッセージでのクーポン配信が効果的!

基本的には本部が一括してクーポンを作成・配信を行なっているようですが、大胆な特典を用意していることも多いからか非常に反応率は高いそうです。中でもワインの割引クーポンは好評らしく、クーポンに合わせて飲食店のオーナーなどが1ヶ月分をまとめて購入することもあるようです。

店舗での独自配信も行なっており、スカイウォッカの割引き企画を行なった際には、期間中に繁忙期の約3倍にも昇る売り上げを記録したそうです。これらの取り組みの成果として、クーポン対象商品の売り上げの約半分はLINE公式アカウント経由であるというデータもでているようです。

他の飲料などと比べて嗜好品である酒類は比較的高価な商品ではありますが、それゆえにクーポンなどによる割引の反響は凄まじいものがあるのでしょう。オフラインでは中々周知してもらえない取り組みであっても、LINE公式アカウントを上手に活用することで広く集客に繋げることができているようですね♪

また1度これらの特典を利用したお客様はリピーターとして継続的に利用してくれたり、他のお客様に紹介をしてくれたりすることもあるようで、どんどん集客効果・範囲が広がっているようです。

参考記事:LINE公式サイト 「リカーマウンテン三宮北野坂店」の事例

月間平均売上10%を作り出すクーポン活用術!

全国のご当地うどんが食べられる『うどんミュージアム』の活用事例を紹介します。

「うどんミュージアム」では友達限定の「無料試食クーポン」を定期的に配信し、集客に成功しています。

2014年2月の「LINEのお友だち限定!伊勢うどん無料プレゼント」クーポンでは239人もの利用があり、約33万円(月間平均売上の約10%相当)の売り上げを記録しました。利用条件としてうどんを1杯通常注文することを設定しており、無料で食べてもらうだけでなく確実に売上につなげている工夫も凝らされています。


お客様にとって大きなメリットとなる特典(=高い集客効果・反響が期待できるもの)を用意すると、その分利益を圧迫してしまう可能性も出てきますが、この事例のように利用条件を工夫したり、クーポンの対象を子供限定とすることで家族連れでの売り上げ増加を狙うなどの工夫と合わせることで、高い集客効果を発揮しながらも売り上げと利益の両方を追求することができます。

しっかり計算された計画のもとで、定期的に大規模な特典を用意することは非常に有効な活用方法であるといえますね♪

参考記事:LINEビジネス活用 10の事例で見えた成功パターンの秘訣

クーポン活用時の注意点

3つの事例から、LINE公式アカウントのクーポン機能が集客に非常に役立つことは感じていただけたと思います。ただ、闇雲にクーポンを作成して連発すればいいというわけではありません。適当にやっていたのであれば様々なデメリットが生まれる可能性もありますので、最後にクーポン作成時に意識しておいて欲しいことを3つお伝えします。

  • ターゲットを絞る
  • 利用条件・期間を慎重に設定する
  • 特典内容は臨機応変に、ピンポイント型が効果的

ターゲットを絞る

クーポンをどんなお客様に利用して欲しいのか、ターゲットは明確に設定しておきましょう。ついつい万人受けを意識したものを用意してしまいがちですが、明確なターゲットが意識できていない企画は悪く言えば誰の心にも強烈な印象を残すことができないものになってしまいます。

「女性限定」や「カップル限定」など、あえてターゲットを細かく具体的に絞り込むことで、対象となるお客様には特別感を感じてもらうことができ開封率・利用率が高まることが期待できます。「〇〇限定!」という言葉に人は弱いものです。心理的要素をうまく利用しながら、安易なクーポンを作成してしまわないように注意しましょう。

利用条件・期間を慎重に設定する

利用条件や期間などは適当に設定せずよく考えて設定するようにしましょう。

例えば「全品半額」などの大きな特典を用意したとき、期間が長すぎては集客効果というよりもただの無謀な安売りになってしまいますし、「何回使えるのか・どんな人が使えるのか」といったような利用条件も曖昧だとトラブルの原因にもなりかねません

先ほどのターゲットの件に通じる部分もありますが、特に利用期間は短めに設定することをお勧めします。「いつでも使える」と思われてしまうと逆に特別感が薄れてしまい、わざわざ店舗を訪れようとするお客様は減ってしまいます。あえて期間を短めに設定することで「このチャンスを逃したらもったいない!」とお客様に思わせることで、初めてクーポン本来の集客効果が発揮されますので、期間や条件については緩くなりすぎないよう注意しましょう。

特典内容は臨機応変に、ピンポイント型が効果的

クーポンの特典内容を工夫することでより特別感を高めることができます。

毎日使える微妙な内容のクーポンよりも、例えば「雨の日限定」で使えるそこそこお得な特典がついたクーポンの方が反響は大きくなりやすいです。

LINE公式アカウントのクーポン機能の最大のメリットは、「今必要なクーポンをすぐに作れる」ことです。従来の紙のクーポンなどでは事前に日にちや内容を設定した上で、しかも事前にお客様に配っていなければ成立しませんでしたが、LINE公式アカウントならいつでも3分もあればクーポンが作れて配信もできてしまいます。

当日の天気や客足、予約の状況などに合わせてピンポイントに適切なクーポンを作成することで、お店もお客様も両方にとって本当に必要なクーポンをリアルタイムで生み出すことができるので、臨機応変に活用するように心がけましょう!

まとめ

以上、クーポン機能の活用事例と注意点についてお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか?

この記事で紹介してきた内容を意識しながら、上手にクーポン機能を活用してどんどん集客していきましょう!

また、クーポン単体で頑張るだけでなく、ショップカード機能など他の機能とも掛け合わせることでさらに効果を期待できるようになりますので、ぜひチャレンジしてみてください!

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