通常のLINEと違って集客や一斉コミュニケーションに役立つ様々な機能が揃ったLINE公式アカウント。
「それだけたくさんの機能があるのだから、何もかもLINEと違うんじゃないか」と思う方も多いのではないでしょうか?トーク画面や操作方法自体が根本的に違っているのでは、使いこなすのにも時間がかかりそうですし不安なことも多いでしょう。
そこでこの記事では、LINE公式アカウントのトーク機能について通常のLINEとの違いをお伝えしていきます!
LINE公式アカウントのトーク機能とは
LINE公式アカウントは通常のLINEとはトーク機能の面で大きな違いがあります。
通常のLINEには友達との1:1トークやグループラインなどの機能がありますが、公式アカウントにはそれに加えて「メッセージ機能」というものがあります。メッセージ機能を使えば特定の友達1名にトークを送信することができるだけでなく、複数の友達に一斉に同じ内容のトークを送信することもできます。
通常のLINEであれば複数の友達とのコミュニケーションにはグループラインを使うのが一般的ですが、グループラインでは1:1のやり取りはできずオープンなコミュニケーションとなってしまう為プライベート性の高い内容は送れません。また複数の友達に1:1トークをイチイチ送信するのも非常に手間です。
ですが公式アカウントのメッセージ機能ではそれらの問題を一気に解消することができてしまいます。一度に送信できる友達数に制限はなく同時に1:1のクローズドなコミュニケーションを図れます。利用している料金プランによって1ヶ月のメッセージ送信数制限に違いはありますが、完全無料のままでも1ヶ月に1,000通のメッセージ送信が可能なため十分活用することができます。
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メッセージ機能でできること
LINE公式アカウントのメッセージ機能には主に以下の3つの機能があります。
- リッチメッセージ
- セグメント配信
- 挨拶メッセージ・自動応答
LINE公式アカウントのトーク画面について
それでは実際にLINE公式アカウントの運用者側からトーク画面がどのように見えているか見てみましょう。
メッセージ配信時
まず結論から言うと、メッセージ配信後のトーク画面を公式アカウントの運用者側から見ることはできません。基本的にはメッセージは相互コミュニケーションというよりこちらからの情報発信がメインの機能となるためこのような仕様になっていいます。ただ、全く参照できない訳ではないので具体的に見ていきましょう。
メッセージ配信機能はLINE公式アカウントのスマホアプリからこちらのボタンをタップすることで利用することができます。
ここからメッセージの具体的な内容を設定し、先に進めていくとこのような画面になります。
実際に配信を行う直前にこちらの画面で「プレビュー」のボタンをタップすると、以下の画像のようにメッセージを送ったユーザー側のトーク画面ではどのように表示されるのかを確認することができます。
このプレビュー画面で事前にトーク画面を確認することはできますが、配信を行なった以降はこちらからメッセージの配信後のトーク画面を確認することはできません。当然配信の取り消し等の処理もできないので、配信時には内容をよく確認してから行うようにしましょう。
1:1チャット利用時
1:1チャットはLINE公式アカウントのスマホアプリから利用することができます。
こちらの赤枠のボタンをタップすると、チャット一覧画面に移ります。
こちらの画面ではメッセージ配信に反応するなどして、チャットが送信されてきたお客様とのトークルームを一覧で確認することができます。
見ての通り、通常のLINEアプリのトーク一覧画面とあまり変わりはありません。それぞれタップすることでトーク画面に移る事ができます。
こちらが実際のチャット機能でのトーク画面になります。ここでは通常のLINEと同じように、画像や音声の送信なども行う事ができますし、普通にチャットでトークをする事ができます。
1:1チャット機能でのトークは、一連全て通常のLINEとあまり変わりはないですし、1回1回自分で文章を打って返信することができるため、お客様とのプライベートなコミュニケーションには使いやすくもってこいの機能ですね♪
まとめ
この記事ではLINE公式アカウントのトークに関する機能についてご紹介しました。
- メッセージ配信では原則トーク画面は運用者側から見ることはできない。
- 1:1チャット機能でのトークは通常のLINEと同じように利用できる
この2点をしっかり覚えて使い分けていただければと思います!
メッセージ配信は通常のLINEの感覚で利用するのは難しいかもしれませんが、一方で「キーワード自動応答」や「AIチャットボット応答」などの自動応答機能も充実しているため、トーク画面が参照できなくても問題なくお客様からの問い合わせに答えることはできます!
ぜひどちらの機能も1度ご自分で試してみて、上手に使い分けながらLINE公式アカウントを運用していきましょう♪